減速してから冷静にハンドル操作をしよう - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

減速してから冷静にハンドル操作をしよう

 皆さんは、危険だなと感じたらブレーキで避けますか?ハンドル操作で逃げようとしますか?

 

 もちろん、どちらを優先すべきかは危険の状況にもよります。しかし、基本的にはまずブレーキで速度を落としてから、ハンドル操作をすることを考えましょう。

 

 さる1月7日京都府福知山市で、介護施設職員の女性(25歳)の運転するデイサービス送迎車が道路右側の住宅に突っ込む事故を起こし、車椅子ごと同乗していた90歳の男性が衝突の衝撃で亡くなりました。

 

 運転していた女性は、小さな動物が出てきたのを避けようとしてハンドルを右に切りすぎて、ぶつかったということです。

 

 このように、猫や犬などの飛出しにびっくりして急ハンドル操作をして事故を起こす例は少なくありません。動物をひいてしまうのが嫌なことはわかりますが、こうした場合、まずはブレーキで減速して衝突の衝撃を少なくしましょう。

(シンク出版株式会社 2017.2.9更新)

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