車に6歳未満の子どもを乗せるときは、チャイルドシートに座らせる必要がありますが、なかなか徹底しません。
それでも、1歳未満の乳幼児の着用率は約86%と高いのですが、1~4歳未満となると約67%になり、5歳になると39%に落ちてしまい、全体でみると約64%しか使用していないのです。
チャイルドシートの着用率が低いことは問題なのですが、さらに懸案事項となっているのがチャイルドシートの取付け方法を間違っている人が結構多いということです。
昨年11月に、JAF(日本自動車連盟)が全国でチャイルドシートの装着状況を調べたところ、乳児用で60%、幼児用で約61%の人が間違った方法で取り付けていました
せっかくチャイルドシートを使用していても、間違っていれば効果はありません。
警察庁によりますと、平成26年にチャイルドシートを誤って使用したまま事故に遭って死傷した6歳未満の子どもの重傷率は、正しく使用していた場合の約5倍にもなります。また、致死率のほうは約29倍と非常に高くなっています。
チャイルドシートを取り付けるときには、取扱説明書等をよく読んで正しく取り付けてください。
(シンク出版株式会社 2017.2.16更新)
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