さる3月2日午後0時50分ごろ、横浜市保土ケ谷区の路上で合流を巡ってトラブルになり、合流しようとした男性が相手の車のフロントガラスをゴルフクラブでたたいて破壊させ、運転者の顔などもクラブで殴り、全治1週間のけがを負わせたとして逮捕されました。
合流を巡っては、強引に入ろうとする車と入れさせまいとする車との間でトラブルになることがよくあります。
その背景にあるのは、お互いが意地を張って譲り合うという精神がないことにあります。
確かに、合流車が合図もなく強引に合流してくると、合流されるほうとしては腹が立つのはわかります。しかし、そこで意地を張って入れさせまいとすると、事故を起こすだけでなく、事例のようなトラブルを招く恐れがあります。
合流のときは、一台ずつファスナー合流を心がければ、相手も気持ちを逆なですることも少なくなりますし、さらに重要なことは相手の目を見て「入れさせてください」とアイコンタクトを心がけることです。
合流するときは、お互いに意地を張らずに譲り合いの精神を心がけてください。
(シンク出版株式会社 2017.3.14更新)
小冊子「接触していなくても大きな事故の責任がある」は、たとえ他車や他人と直接接触していなくても、大きな責任を問われた6事例を取り上げ、ドライバーに警鐘を鳴らす教育教材です。
それぞれの事例は運転者の責任を考える問題形式になっており、参加型の教材となっていますので、講習会等でもご活用いただけます。