さる3月27日午後4時20分頃、香川県高松市のJR線の踏切で、乗用車と特急列車が衝突し、はずみで対向の軽乗用車に衝突する事故がありました。
この踏切は幅が約3mしかなく、車同士がすれ違うことができないほどでした。
先に踏切に進入した乗用車の男性運転者が、車から降りて対向してきた軽乗用車の女性運転者にバックするように求めているうちに列車が来て衝突したものです。
なぜ、軽乗用車の女性が狭い踏切ですれ違おうとしたのかわかりませんが、たとえすれ違いができると判断したとしても、一歩ハンドル操作を間違えれば脱輪する危険がありますので、絶対に無理をしてはいけません。
踏切を通過するときには、まず踏切の中で停止する危険性があるかないかを考えなければなりません。そして、少しでもそのリスクがあるのなら、踏切に進入しないことです。
この事例のような狭い踏切で先に対向車が来ていたら、無理に進入せずに手前で止まってやり過ごすのが基本です。
(シンク出版株式会社 2017.4.3更新)
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