落石を見つけたらまずブレーキを

 さる4月22日午後9時40分ごろ、埼玉県秩父市内の片側1車線道路を走行していた軽乗用車が道路上に落ちていた縦約50センチ、横約30センチ、厚さ約20センチの石に衝突して、対向車線側の金属製のフェンスを突き破って約15m下の河原へ転落し、4人が死傷する事故がありました。

 

 同乗者は「衝撃した後、エアバッグが開いて前が見えなくなった」と供述していることから、警察では落石に衝突した衝撃でエアバッグが開き、運転者が急ハンドルを切ったことで車線逸脱につながったものとみています。

 

 通常は、このような大きな石が路上に落ちていることが少ないので、前方に何か塊を見つけても、あまり警戒しないで走行しがちです。

 そして、近づいてきて石のような固まりだとか、乗り上げられない大きなものだと気づいて、慌てて急ブレーキを踏んだり、急ハンドルで避けようとして事故になることがあります。

 

 道路前方に何か落ちていると気づいたら、間違っても乗り越えようなどと考えてはいけません。

 そのまま走行するのではなく、まずアクセルから足を離してブレーキを踏み、スピードを落とすことです。そうすれば、近づいて危険なものと気づいても避けることができます。

(シンク出版株式会社 2017.4.28更新)

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