最近、酒気帯び運転の報道が目立っていますが、そのなかで、せっかく運転代行を使ったのに途中で帰してしまって、検挙されたというニュースもありましたので紹介します。
5月4日の夜、飯田市で市立病院の女性看護師(50歳)の酒気帯び運転が警察官の職務質問で発覚し、検挙されました。
看護師は、飯田市内の飲食店でビールをジョッキで2杯飲みました。運転代行業者を頼んで自宅から100mのところまできたものの、「深夜に代行とのやりとりをしたら近所迷惑になる」と思い、運転代行業者を帰して残りの距離は自分で車を運転し、帰宅直前に警察官の職務質問を受けて基準を超えるアルコールが検出されたのです。
「短い距離なら大丈夫」という甘い意識がアダとなって、大きな罰を受けることになりました。この例のように、運転代行業者を依頼しながら、料金が気になったり、道が狭くて運転が難しいから自分が運転するなどと言って途中で帰してしまう人がいて、事故を起こす例もあります。
お酒を飲んだときは絶対に運転しないで、最後まで運転代行業者を利用しましょう。
(シンク出版株式会社 2017.5.16更新)
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