先日、ある地方の交通ニュースを見ていて、横断歩行者に対する保護意識が低いという報道がありました。
その県では、横断歩道を歩行者が渡ろうとしている状況で車が停止しない「横断歩行者妨害」の摘発件数が過去5年間で2倍以上に増えているということでした。
横断歩行者に対する保護意識が低いのは、何もこの県だけに限ったことではないように思います。
全国ネットのニュースを見ていると、信号機があるなしに関わらず横断歩道を歩いていた歩行者が走行してきた車にはねられる事故が多発しているからです。
いうまでもなく、横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいるときには、車はその手前で停止しなければなりません。
ところが、ほとんどのドライバーは歩行者保護意識を持っていないように思います。
横断歩道で歩行者を保護するのは「マナー」ではなく「運転者の義務」です。
横断歩道は歩行者が最優先だということを今一度再認識し、道路端に横断しそうな歩行者がいる場合には停止して、進路を譲るようにしてください。
(シンク出版株式会社 2017.5.18更新)
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