さる5月24日午前10時ごろ、長崎県松浦市の片側1車線道路の緩やかなカーブを走行していた中型トラックが路外に逸脱して、道路左側のコンビニエンスストア駐車場に突っ込み、駐車車両4台と衝突する事故がありました。
警察の調べによりますと、トラックの運転者は「ブレーキの効きが悪くなった感じがした。駐車場で点検しようと思ったが、止まらずに衝突した」などと供述しています。
車を動かすときには、アクセルを踏んで発進してスピードを上げ、ブレーキを踏んで減速・停止するという行為の繰り返しですから、ブレーキの効きが悪いときほど不安なことはありません。
私はこれまでの運転経験で恐怖を感じたことが2回あります。一つは大雨や濃霧などで前がほとんど見えなかったときと、もう一つはブレーキの効きが甘くてペダルを踏んでもイメージどおりに減速しないときでした。
ブレーキの効きが悪いと事故に直結します。運転途中に少しでもブレーキの効きが悪くなったと感じたら、すぐに安全な場所に停止して点検してください。
(シンク出版株式会社 2017.6.1更新)
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