急ブレーキで人が亡くなることもあります

 皆さんは飛出しなどにあって、思い切りブレーキを踏んだ経験はありますか?

 

 危険を回避するためにはやむを得ませんが、場合によっては急ブレーキだけで乗員が負傷したり、死亡したりする例もあります。

 

 去る6月9日午後5時頃、岐阜市内の交差点で介護老人施設のワゴン車が自転車との衝突を避けるため急ブレーキで停止しましたが、乗っていた78歳の男性がシートベルトで胸とお腹を圧迫され、病院に運ばれた後、嘔吐して明け方に死亡しました。

 

 死因は明らかではありませんが、圧迫が影響した可能性があります。

 

 高齢者は筋肉や骨が衰えて衝撃に対する耐性力が弱っていますので、健康な若い人であれば何でもない急ブレーキの衝撃も、内臓破裂などから死につながることがあります。また、幼児や妊婦などもベルトをしていて衝突や急制動の衝撃でけがを負ったり胎児に影響が現れる場合があります。

 

 状況により衝突を避けるのが最も重要であり、仕方がないと思われますが、なるべく急ブレーキを踏まないで危険を回避できるように、早めに危険を予測して減速することが大切です。

 

(シンク出版株式会社 2017.6.15更新)

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