高速道路の追越車線はリスクが高い

写真はイメージです。文中の事故事例とは関係がありません
写真はイメージです。文中の事故事例とは関係がありません

 皆さんもご存じのように、先日愛知県新城市の東名高速道路の追越車線を走行していた観光バスが、対向車線から飛んできた乗用車と衝突する衝撃的な映像がテレビなどで放映されて大きな反響を呼んでいます。

 

 バスの乗客に死者が出なくて幸いでしたが、改めて高速道路の追越車線を走行することのリスクの高さを思い知らされたような気がします。

 

 片側2車線の高速道路を走行しているドライバーは、中央分離帯が設置してありますので、それを越えて対向車線から車が飛び出してくることはあまり考えてないと思います。

 

 しかし、実際の事故などを見ていると、対向車線で事故を起こした車が中央分離帯を越えてきたり、外れたタイヤなどが飛んでくることがあります。そのときに、いちばん最初に衝突するリスクが高いのは追越車線を走行している車です。

 

 今回のバスも事故前は走行車線を走行していましたが、前車を追い越そうとして追越車線に出て事故に巻き込まれました。仮に、そのまま走行車線を走行していたら、事故に巻き込まれた可能性は低くなったのではないかと思います。

 

 高速道路では、不必要に追越車線を走行しないほうが無難です。

 

(シンク出版株式会社 2017.6.19更新)

■教育用ビデオ「ハイウェイで まさか!~高速道路に潜む危険~」

 高速道路では、さまざまな『まさか』の事態が発生します。突然のパンク、逆走車やいないはずの歩行者との遭遇など、まったく予想もしない事態によって重大な事故を引き起こすことがあります。

 

 このDVDでは、模範ドライバーが高速道路を走行する上で常に心がけている安全運転のポイントを、図解や実験映像なども織りまぜてわかりやすく示します。 

 運転者の皆さんが初心にかえり、高速道路での事故防止に努めていただくことを目的に制作しました。

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

3月29日(金)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。