さる6月23日午後11時20分ごろ、大阪府羽曳野市で自宅前にいた保育園児が、父親が運転する乗用車にひかれて死亡する事故がありました。
事故現場は住宅街の幅4mの道路で、夫婦と子ども5人の7人家族で夜釣りに出かけようと自宅前に車を止めて出発の準備をしていたところに、後ろから車が来たために父親が車を幅寄せしようとしました。
ところが、園児はまだ車に乗り込んでおらず巻き込んでしまったということです。
自宅の周辺などで子どもが親の運転する車にひかれる事故が後を絶ちませんが、その最大の問題点は自分の子どもがどこにいるのかよくわからないのに、車を動かしているということです。
後ろから車が来ていて、早く車を動かさなければという心理が働いたのだと思いますが、そういうときこそ、子どもの存在を確認するべきです。
身長の低い子どもは、車体の陰に隠れて運転席から見えないことがありますので、子どもが車内にいなければ、どこにいるかを確認できるまで車を動かしてはいけません。
(シンク出版株式会社 2017.7.3更新)
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