未承認のチャイルドシートは使用しない - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

未承認のチャイルドシートは使用しない

 最近、ネット通販を利用する人が増えました。店頭に行かなくても購入できるので便利ですが、安全に関わる製品は信用できるものを慎重に吟味して購入しましょう。

 

 国土交通省の調査によるとネット通販で安売りされているチャイルドシートの多くは、国際型式認定の「Eマーク」や国の「自マーク」など認定マークがついていない未承認製品で、強度が弱いということです。

 

 同省の実験によると、未承認のネット通販チャイルドシートは、衝突時にチャイルドシートのベルトがちぎれて座席からダミー人形が飛び出すなど、安全性の基準をまったく満たしていないことがわかりました。本来、金属や強化プラスチックを使うべき部品を布などで代用しているものもありました。

 

 2千円~3千円という破格の値段で流通していますが、毎年数千個が市場に出回っているらしく、「手軽な値段だ」と考えて購入している人も多いようです。

 

 いざ事故のときには大切なわが子の生命を守れない可能性があるので、チャイルドシートを購入するときには信頼できる店を選び、認定マークがついているか自分の目で確認しましょう。

 

(シンク出版株式会社 2017.7.4更新)

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