Uターンは慎重に行おう - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

Uターンは慎重に行おう

 走行中にUターンするときは、対向車線の車と衝突事故を起こしやすいので、注意が必要です。

 

 さる7月6日午前7時25分ごろ、東大阪市の市道で中央分離帯の切れ目からUターンしようとしたミキサー車と対向車線のバイクが衝突し、バイクに乗っていた40歳の男性が死亡する事故が発生しました。

 

 現場は片側2車線の直線道路ですが、中央分離帯に植込みなどがあって見えにくい場所であったのに安易にUターンしたのが原因かも知れません。

 

 このように転回は危険な行為であるため、道路交通法では「車両は、歩行者又は他の車両等の正常な交通を妨害するおそれがあるときは、Uターン(転回)してはならない」と定められ、転回禁止場所ではターンすること自体が禁止されています。

 

 たとえUターンできる場所であっても、非常に危険な行為であることを肝に銘じて慎重に行動しましょう。

(シンク出版株式会社 2017.7.11更新)

■接触していなくても事故の責任を問われることがある

小冊子「接触していなくても大きな事故の責任がある」は、たとえ他車や他人と直接接触していなくても、大きな責任を問われた6事例を取り上げ、ドライバーに警鐘を鳴らす教育教材です。

 

それぞれの事例は運転者の責任を考える問題形式になっており、参加型の教材となっていますので、講習会等でもご活用いただけます。

 

【詳しくはこちら】

トップに戻る パソコン版で表示