皆さんのなかには、幹線道路が渋滞してくるとすぐに生活道路などに入って走行するという人はいませんか?
住宅街は交通量も少なくて信号機もあまり多くないので、走りやすいと錯覚する人が少なくありません。
しかしその一方で、住宅街の道路では人や自転車、車が混在していますので、見通しの悪い交差点などから子どもや自転車の飛出し、高齢者の乗る自転車の危ない行動など、事故のリスクが非常に高い道路であることを忘れてはなりません。
自転車・歩行者死傷事故の発生状況を幹線道路と生活道路で比較してみると、生活道路での死傷事故は幹線道路の約2倍発生しています。
また、生活道路ではどのような種類の事故が発生しているかと言いますと、もっとも多いのが「出会い頭事故」で全体の約4割を占めています。
不必要に生活道路に入らないことはもちろんですが、生活道路を走行する場合には、停止線のあるところや、見通しの悪いところでの一時停止を徹底することが重要です。
(シンク出版株式会社 2017.7.12更新)
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