夏休みのレジャーで、遠くまでドライブの予定を立てている人も多いでしょう。
ところで、普段は街中の運転しやすい道路ばかり走行しているのに、休日に行くところは、急な坂道や狭いアップダウンが多い山道ということはありませんか。
運転経験のない山道などを走行するときには慎重に運転してください。
先日、2016年1月に発生したスキーバス事故(軽井沢町)の事故分析資料の記事が新聞に載っていました。それを読むと、事故を起こしたドライバーは大型バスでの山岳路走行の経験、技能が十分ではなく、自分でも「自信がない」と周囲に漏らしていたそうです。
そんな運転者に無理な運転を任せた会社の責任と言ってしまえばそれまでですが、マイカーで事故を起こす人のなかにも、運転技能に自信がないにもかかわらず友達や家族の手前、無理をして運転している人がいるかも知れません。
とくに山道では落石や動物の飛出し、路肩の砂によるスリップなど街中では経験しないことがよく起こります。自信がない場所では無理をしないで慎重に運転するように心がけてください。
(シンク出版株式会社 2017.7.18更新)
小冊子「悪条件下における事故防止のポイント」は、運転中に遭遇する「トンネル」「雨天」「夜間」「渋滞」「堤防道路」「山間部」といった悪条件下における事故防止を狙いとした教育教材です。
それぞれの運転場面における注意すべきポイントを簡潔にまとめていますので、悪条件下における事故防止のポイントを簡単に理解していただくことができます。