さる8月10日午後9時半ごろ、京都市の中学校の校長が大阪府吹田市内に酒気帯び運転で検挙される事件がありました。
校長は同日午後4時半ごろ、旅行で訪れていた那覇空港で350ミリリットルの缶ビール1本を飲み、同6時ごろに伊丹空港に向かう機内でもう1本を飲んだということです。
そして、空港に到着した後、乗用車を運転して帰宅途中に検問中の警察官に検挙されたものです。
校長は、「飲酒から3時間以上たち、アルコールが抜けていると思った」と話しているということですが、その前にもビールを飲んでおり、アルコールが残っていたのです。
遠地に旅行に行くとき、最寄りの駅や空港まで車で行き、帰りに車に乗って帰る人がいます。
そのとき、旅行気分から「車に乗るまでに時間があるし、ビールならそれまでに覚めるだろう」とお酒を飲む人がいますが、アルコールは簡単には抜けませんので、事例のような飲酒運転になる恐れがあります。
空港などから車で帰る人は、途中のお酒は我慢して家に帰ってから飲むようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2017.9.8更新)
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