サービスエリアへ入るときは直前で入らない

写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません

 さる9月26日午後6時35分ごろ、滋賀県甲賀市内の新名神高速道路下り線を走行していた乗用車が、サービスエリア(SA)へ流入する道路と本線との間に設置された分岐帯のクッションドラムに衝突し、乗っていた3人が死傷する事故がありました。

 

 高速道路のサービスエリアやインターチェンジ(IC)の流入・流出路と本線との間には、衝突時の衝撃を吸収してくれるクッションドラムと呼ばれる緩衝材が設置されていますが、ここにときどき車が衝突することがあります。

 

 今回の事故がどのような原因で起きたのか分かりませんが、本線走行中にスピードを出し過ぎてコントロールを失ってしまい衝突するケースや、直前になって強引にSAに流入しようとして入れずにコントロールを失い、衝突するケースもあります。

 

 たとえば、本線車線からSAの流入路に強引に入ろうとしたとき、流入路に車がすでに走行していて、追い越してその前に入ろうとしたものの、コントロールを失ってクッションドラムに衝突するといったケースです。

 

 サービスエリアに入りたいときには、直前に流入路に入るのではなく、あらかじめ左車線に寄ってから余裕を持って流入路に入るようにしてください。 

(シンク出版株式会社 2017.10.4更新)

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