警報機が鳴ったら絶対に踏切に進入しない - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

警報機が鳴ったら絶対に踏切に進入しない

写真はイメージです。実際の事故とは関係がありません
写真はイメージです。実際の事故とは関係がありません

 さる10月27日午後2時すぎ、東京都国分寺市で定期バスが警報機が鳴っていた踏切に無理やり進入し、下り始めていた遮断機のバーがバスの右側の窓につき刺さり、窓ガラスが割れるという事故がありました。

 

 バスには10人の乗客が乗っていましたが、幸いなことにケガはなかったということです。

 

 近隣の住民は、現場の踏切では「警報機が鳴っても遮断機がすぐ閉まらないので、車がそのまま行ってしまうんです」と、警報音が鳴っても踏切に進入する車が多かったことを指摘していました。

 

 確かに、踏切手前で警報機が鳴り出すと、列車が通過するまで長い時間待たなければならないという心理が働き、遮断棒が降りる前に通過してしまおうとする車がいます。

 

 しかし、バスは一般の車両と違って大勢の乗客の命を預かっています。そのバスの運転者まで、こうした悪質な運転をしているとは驚き以外にありません。

 

 踏切では、一歩間違えると重大事故につながります。警報機が鳴ったら絶対に踏切に進入しないようにしてください。

(シンク出版株式会社 2017.11.6更新)

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