運転中の心臓発作などを警戒しよう

 クルマの運転は集中を要するストレスのかかる作業ですから、誰でも運転を始めると普段より血圧や心拍数が上がります。

 

 このため、高血圧症や心臓疾患のある方は運転時には注意が必要ですが、とくに、自転車の飛出しや前車の急ブレーキ等でドキッとするような「ヒヤリ・ハット体験」があると、心拍数や血圧が急上昇し、なかなか元に戻りにくいという研究結果があります。

 

 さる12月18日、鹿児島県の東九州自動車道で46歳の会社員男性がトラックを運転中に意識を失い、車は約500mにわたって15回ほど中央分離帯などに衝突しながら停止しました。

 男性は、事故の2時間後に病院で亡くなり、「致死性不整脈」と診断されました。

 

 不整脈の既往症があっても、その多くは死亡発作に結びつくような危険はなく、致死性不整脈という病名は原因不明で突然死した場合によくつけられると言われています。

 ですから、いたずらに心配しすぎるのはよくないのですが、健康診断などで要観察等の指摘があった方や高血圧と不整脈が両方あるような方はやはり気をつけてください。

 

 運転中「胸が苦しい、気分が悪い」と感じたときは、無理に運転を続けないで安全な場所に停止し、休憩するように心がけましょう。

 

(シンク出版株式会社 2017.12.25更新)

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 本冊子では、ドライバーが健康管理を徹底していなかったために発生したと思われる、重大事故など6つの事例をマンガで紹介しています。

 

 各事例の右ページでは、垰田和史 滋賀医科大学准教授(医学博士)の監修のもと、日々気をつけなければならない健康管理のポイントをわかりやすく解説しています。

 

 ドライバーの皆様が健康管理の重要性を自覚することのできる小冊子です。

 

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