皆さんご存知のとおり、タカタ製のエアバックについては、ガス発生装置(インフレ―タ)が異常破裂し、金属片が飛散する不具合が発生して死者も出ています。
国土交通省によりますと、この件における昨年10月末の国内の改修率は83.2%であり、なお約320万台の未改修車があることから、新たに、異常破裂する危険性が高い未改修車については、車検を通さない措置を講じると発表しています。
各自動車メーカーの主力車種が含まれていますから、対象となる車種の範囲は広くなっています。
今回の措置は、今年の5月から行われるため、リコール対象車に乗っており、5月以降も乗り続ける意向がある場合には、車検が切れる前までにリコール修理を完了しておかなければなりません。
使用している車が今回の措置の対象となるかは、自動車メーカーに問い合わせるか、検索システムを活用して確認してください。
また、修理部品の手配や整備工場のキャパシティーによって、すぐに交換が実施できない場合も想定されますので、早めに対応してください。
(シンク出版株式会社 2018.1.17更新)
キーワードでわかる
トラックドライバー教育資料Part3!
本誌は
平成29年3月12日施行の「貨物自動車運転者への指導及び監督の指針/12項目」に基づいて構成しています。
part1・2同様にイラストで図解したわかりやすい教材です。すぐに現場で使用でき、乗務員指導記録用紙も添付されていますので、指導・監督の記録として保存するのにも最適です。