さる1月18日午前2時10分ごろ、静岡県御殿場市内の東名高速道路を走行していた大型トラックが左側のガードレールに衝突し、横転する事故がありました。
事故の現場は片側3車線から2車線に減少する直線道路で、トラックは減少する車線を走り続けて道路左側のガードレールに衝突したものです。
高速道路を走行していると、交通量が少なくなる地域では車線が減少している区間があります。
そういう所では、かなり手前から車線が減少する旨の案内標識などが設置してあり、直前では路面に矢印で誘導したりして注意喚起がされています。
昼間なら簡単に確認できますが、夜間は視界が限られているうえ、ヘッドライトを下向きにしたままで走行していると約40m先までしか照射しませんので、案内標識に気づくことが遅れたりします。
前車がいないときは、ヘッドライトを上向きにして車線減少の案内標識などを見落とさないようにしてください。
(シンク出版株式会社 2018.1.26更新)
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