屋根の雪を落としながら走るのは危険

 さる1月27日午後3時すぎ、東京都江東区で走行中のトラックの荷台から雪の塊が落ち、後ろを走っていた2人乗りのバイクが落ちた雪を避けようとして転倒し、けがをする事故がありました。 

 

 寒冷地のドライバーは、屋根の雪を落としてから出発するのですが、都会のドライバーはその危険にあまり気づいていないせいか、雪を乗せたまま走行しているようです。

 

 屋根に雪を乗せたまま走行していて、少し強めのブレーキを踏むと反動でフロントガラスに雪が落ちてきます。

 

 その雪があまりに大量だと、ワイパーですぐに取ることができませんので、その間ドライバーは前が見えずに走行することになります。

 

 また、この事例のように発進や加速したときなどの反動で後ろに雪を落とすことがありますが、落ちた雪の塊が後続車に当たったり、ぶつからなくてもびっくりして急ハンドルを切ったりして事故のきっかけを作ることもあります。

 

 屋根に積もった雪は、必ず出発前に落としてから運転するようにしましょう。

 

(シンク出版株式会社 2018.2.1更新)

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12月10日(火)

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