この時期は1年のうちで最も寒い季節で、寒冷地でもなくても雪が降ったり、路面が凍結することが多くなります。
積雪している路面では、神経を遣って運転しているのですが、トンネルに入ると路面に雪がないこともあり、油断してしまうことがありますので注意してください。
以前、私自身もトンネル内でスリップしたことがあります。
寒冷地の雪道を運転していたのですが、トンネル内に入って路面に雪がなくなると少し安心したのか、アクセルワークも雑になっていたように思います。
少しアクセルを踏んだとき、スリップして対向車線にはみ出してしまいました。幸い対向車がブレーキを踏んで停止してくれたので、事故にならずに済みました。
スリップした地点は、出口が見えていましたので、路面が凍結していたのではないかと思います。また、トンネル内は少し上り坂になっており、気づかないうちにアクセルを強く踏み過ぎたのだと思います
寒冷地のトンネルを走行するときには、路面凍結によるスリップに注意し、慎重な運転をしてください。
(シンク出版株式会社 2018.2.5更新)
小冊子「雪道・凍結路の危険をイメージしよう」は、冬道を走行するドライバーに対して、安全な運転方法を指導するのに最適の教材です。
雪道を走行するにあたって、必要な知識が身についているか、また危険な行動をしていないかを「はい」「いいえ」でチェックすることにより、冬道走行の基本を学んでいただくことができます。