右折は歩くぐらいのスピードで

 皆さん、右左折のときどのくらいのスピードで走行しますか?

 

 教習所で「歩くぐらいのスピード、つまり徐行」と習ったと思いますが、実際には時速20~30キロ程度の速度で安易に右左折していませんか?

 

 さる1月31日、広島市内の大きな交差点で、互いに右折しようとした運行中の路線バスと回送中のバス2台が衝突し、後続のバイクも巻き込まれて19人が重軽傷を負うという事故が発生しました。

 

 回送中のバス運転者は「並走するもう1つの右折車線を気にしすぎて前をちゃんと見ていなかったので、右折の際に大きく回りすぎた」と話しています。

 

 現場は右折矢印表示が出ていて、走行するコースさえきちんと見ていれば危険はなかったはずですが、バイクが追突して負傷しているところをみると、バスのスピードにも問題があったと思われます。

 

 交差点右折時は徐行が義務づけられていますが、これは対向車や右折先の横断歩道など確認すべきポイントが多く、危険を感じたらすぐに止まることが重要だからです。バスは徐行すべきでしたし、気になる隣車線を確認するときには停止して見る必要があったと思われます。

 

 右折時には「歩くぐらいのスピードで」慎重に行動しましょう。

 

(シンク出版株式会社 2018.2.6更新)

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