雪道の踏切手前はスリップしやすい - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

雪道の踏切手前はスリップしやすい

 さる1月30日午前7時30分ごろ、JRの知床斜里駅構内の踏切内にいた軽乗用車が普通列車と接触し、はずみで近くにある空き家に衝突する事故がありました。

 

 事故の現場は遮断機や警報機がある踏切で、路面は圧雪アイスバーン状態だったということですので、軽乗用車が踏切手前で停止できなかったのではないかと思います。

 

 踏切手前や交差点手前など、多くの車が一時停止をする場所では、路面が踏み固められて圧雪アイスバーン状態になっていることがあります。

 

 そのため、一時停止しようとも停止線で停止できずに、ズルズルと踏切内や交差点内に進入してしまうことがあります。

 とくに、交差点手前が下り坂になっている所では、なかなか停止できませんので、慎重な運転が求められます。

 

 踏切手前など、予め停止することがわかっている所では、手前から徐々にスピードを落として近づき、ソフトなブレーキで停止するようにしなければなりません。

 

 雪道では、間違っても手前で急ブレーキを踏むような運転は謹んでください。

 

(シンク出版株式会社 2018.2.8更新)

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