駐車場でのバック時は死角の歩行者に注意

 最近、新聞報道で駐車場でバックしているときに、死角になっている所から急に歩行者などが出てきて車に接触し、示談金や和解金などをだまし取る手口が横行していることが紹介されていました。

 

 事故自体は大したことがなく、警察に連絡するのが面倒なため、小額の示談金なら支払ってしまう人が多いようです。

 

 道路上と違って駐車場では、歩行者や車があまり動いていませんので、つい油断してバックしがちです。

 

 また、バックする進行方向はサイドミラーやバックアイカメラのモニターで確認していても、横方向から来る歩行者などは見えていませんので、当たってしまうことがあります。

 

 詐欺を行う人は、バックする運転者の安全確認の盲点をついたものと思いますが、運転者としてもこうした詐欺まがいの行為に対して注意しておかなければなりません。

 

 駐車場などでバックする際には、進行方向だけを見るのではなく、その左右も幅広く見渡して人などがいないか確認してください。

 

 また、後ろに下がるときは一気にバックするのではなく、人が歩く程度のスピードでバックしましょう。そうすれば、わざと接触することはできなくなると思います。

 

(シンク出版株式会社 2018.2.15更新)

■「駐車場・構内」における危険に気づくための小冊子

 駐車場や構内では思わぬ事故が発生することがあります。

 

 駐車場などでは、「見える危険」だけでなく「見えない危険」も予測して運転することで、事故のリスクを減らすことができます。

 

 本冊子は、駐車場や構内の倉庫といった5つの場面を見て質問に答えることで、それぞれの駐車場・構内において「見える危険」「見えない危険」をどれだけ把握できているかがチェックできます。また、自分自身の運転の危険性についても気づくことができる教育教材です。

 

 

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10月11日(金)

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