先日、警察庁が75歳以上の高齢ドライバーが車を運転中に起こした事故の車種別致死率を調査した結果を発表しました。
それによりますと、75歳以上の高齢ドライバーの軽乗用車運転中の事故の致死率は、普通乗用車に比べてかなり高くなることがわかりました。
2017年1~11月末の75歳以上の軽乗用車の致死率は1.22ポイントであったのに対して、普通乗用車では0.77ポイントで、約1.6倍に上っています。
75歳未満の場合は、軽乗用車の致死率は0.59%で半分以下の水準となっていますから、75歳以上の軽乗用車が突出して致死率が高いことになります。
軽自動車の場合は、ボディも小さいことから事故の際の衝撃を受けやすいため、身体的に衰えている高齢者が衝撃を受けると骨折するなど重傷化することが多く、それが致命傷となっていると思われます。
高齢運転者マークを付けた軽自動車を見かけたら、進路を譲るなど十分に配慮した運転を心がけましょう。
(シンク出版株式会社 2018.2.16更新)
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トラックドライバー教育資料Part3!
本誌は
平成29年3月12日施行の「貨物自動車運転者への指導及び監督の指針/12項目」に基づいて構成しています。
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