先日、山形県警が横断歩道での歩行者優先を徹底するために「横断歩行者妨害」の取り締まりを強化しているというニュースがありました。
山形県内で、昨年2~4月の間に歩行者の死亡事故が7件と多発したため、歩行者に対する運転者の注意力を喚起するために実施しているものです。
山形県内に限らず、最近の交通事故のニュースを見ていると横断歩道を渡っている歩行者が通行車両にはねられる事故が後を絶ちません。
道路交通法には、車のドライバーは横断歩道を渡ろうとする歩行者がいた場合、その歩行を妨げないように一時停止しなければならない、と規定されています。
しかし、最近のドライバーの行動を見ていると、横断歩道を通過するときに「歩行者優先」という意識を持って運転している人は少ないように思います。
信号機のない交差点の横断歩道や、交差点を右左折してきた車が横断歩行者を妨害しているケースが目立ちますので、横断歩道を通過するときには、横断歩行者がいれば、一時停止を徹底してください。
(シンク出版株式会社 2018.2.21更新)
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トラックドライバー教育資料Part3!
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平成29年3月12日施行の「貨物自動車運転者への指導及び監督の指針/12項目」に基づいて構成しています。
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