夕方は年齢により見え方に大きな差がある

 高齢者は薄暮時に交通事故にあいやすい、また事故を起こしやすいと言われています。

 

 先日、全日本交通安全協会が開催した交通安全国民運動中央大会における篠森敬三教授(高知工科大学)の講演でも、その危険性が指摘されていました。

 

 その理由は、加齢による影響で様々な眼の機能が衰えているため、日没前後になると65歳以上の高齢者は、若い人と比べて10分ほど早く、物が非常に見えにくくなるということです。

 

 このギャップは、完全に暗くなれば関係ないのですが、若い運転者が「まだ明るい」と感じてライトを点灯しない日没直後の時間帯に、高齢歩行者は点灯していない車がよく見えない状態になっている危険性が大きいのです。

 

 反対に、若年の歩行者は薄暮時でも「自分にとってまだ十分に明るい」時間帯だと感じて、高齢運転者から見て自分の視認性が低下している(見落とされやすい)ことに気づいていないといった問題が生じています。

 

 この危険をよく認識して、高齢運転者はもちろん視力に自信のある若い運転者の皆さんも、日没前の早めの点灯をすることが非常に重要であることを自覚しましょう。

 

(シンク出版株式会社 2018.2.26更新)

■高齢者との事故防止を図るドライバー教育教材

超高齢社会を迎え、私達ドライバーは今後ますます高齢者との事故に注意を払う必要があります。

 

小冊子「高齢者との事故を防ごう」は、高齢者が歩行中や自転車乗用中に事故被害にあう6つのパターンから、事故に至るまでの高齢者とドライバーの意識のギャップを紹介し、ドライバーが取るべき運転行動を解説しています。

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

4月22日(月)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。