最近のニュースを見ていますと、高速道路で歩行者がはねられる死亡事故が相次いでいますが、警察庁によりますと昨年1年間に高速道路上で走行車両にはねられて死亡した人は、全国で22人に上るいうことです。
走行中に車が故障したり事故を起こして路肩などに停車し、車から降りて通報するために歩いている途中に後続車にはねられるケースが目立っています。
停止車両の後方に三角停止表示板や停止表示灯を設置していないケースも多いということです。
ここで何度でも指摘をしていますが、高速道路を走行している車のスピードは想像以上に速く、一般道路とは比べ物にならないくらい危険です。
故障や事故で路肩などに停止したら、安易に路上に出てウロウロしてはいけません。
後続車に注意しながら、素早く三角停止表示板を後方に置き、速やかにガードレールの外側など安全な場所に避難して救助を要請することが重要です。
くれぐれも、本線上に長く留まらないようにしてください。
(シンク出版株式会社 2018.3.2更新)
高速道路では、さまざまな『まさか』の事態が発生します。突然のパンク、逆走車やいないはずの歩行者との遭遇など、まったく予想もしない事態によって重大な事故を引き起こすことがあります。
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運転者の皆さんが初心にかえり、高速道路での事故防止に努めていただくことを目的に制作しました。