警察庁に調査によりますと、平成25年から平成29年までの5年間に発生した小学生の歩行中の死者数は84人いましたが、そのうち1年生が32人おり、約4割を占めていることがわかりました。
6年生の死者数はわずかに4人しかおらず、1年生の死者数は6年生の8倍にも上っています。
人口10万人当たりの死傷者数でみても、1、2年生に相当する7歳が全年代でもっとも多く、時間帯は午後3~5時の下校時間帯が特に目立っています。
また、死傷事故は道路横断中が1万8841人ともっとも多かったのですが、そのうちの約4割に当たる7364人は横断歩道上で事故にあっています。
横断歩道を渡っている小学生がこれだけ事故にあっていることに驚いてしまいますが、それだけドライバーの安全意識が問われているのではないでしょうか。
これから、新学期を迎える季節を迎え、あまり交通ルールを知らない新入生が1人で登下校するようになります。
ドライバーの皆さんは、新入生を見かけたら思いやりの気持ちを持って運転していただきたいと思います。
(シンク出版株式会社 2018.3.29更新)
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