春休みです。気温が上がって桜が各地で満開となり自転車でサイクリングを楽しむ人なども増えています。
さる3月27日午後0時45分ごろ、神奈川県の山間部の道路を走行していた乗用車が、カーブで対向してきた高校生の自転車3台と衝突し、高校生の1人が頭部強打で重傷、2人が軽傷を負う事故が起こりました。
現場は見通しの悪い幅員5mほどの急カーブ地点で、28歳の女性が運転する乗用車が下り勾配を走行してきた対向の自転車を避けきれずに衝突しました。
高校生は全員がヘルメットを着用していましたが、先頭の自転車の高校生はかなり強く衝突したようです。車・自転車の双方に安全確認などのミスがあったと思われます。
この時期、楽しいドライブやツーリングの途中で気持ちが浮わついて、つい安全確認などがおろそかになりがちですので注意しましょう。
見通しの悪い場所では速度を落とし、互いに相手の動きに注意して事故を防いでいただきたいと思います。
(シンク出版株式会社 2018.4.2更新)
「軽く考えていませんか?自転車事故!」は、四輪車が自転車と衝突する事故の代表的な事例を6つ取り上げています。
事例ごとにドライバー、自転車利用者の双方にどのような過失があったかを考え、どのような不安全行動が事故に結びついたかを理解することができます。
ドライバーの対自転車事故防止教育に最適です。
また、自転車通勤の従業員など自転車利用者教育にも活用できる教材です。