運転する人は十分な睡眠をとろう

AAA Foundation for Traffic Safetyの調査より
AAA Foundation for Traffic Safetyの調査より

 先日、国土交通省が「睡眠不足」のドライバーに対してトラック・バス・タクシーなど事業用自動車への乗務を禁止する方針だという記事を読みました。

 

 職業ドライバーの居眠運転は大きな危険を招きますから当然の措置だと思いますが、一般のドライバーでも、睡眠不足のとき無理をして運転する危険はないでしょうか?

 

 米国の自動車協会(AAA)交通安全基金が2016年12月にまとめた調査研究結果によると、7時間以上の睡眠をとっているドライバーの場合と比べて、睡眠が1~2時間少ないだけでドライバーが交通事故を起こす危険が2倍近くに増えるということです。

 

 AAAの調査では、2005年~2007年までの3年間に米国で発生した交通事故 4,751件を精査しました。7時間以上の睡眠をとっている人と比べて、睡眠6~7時間の場合1.3倍の事故リスクがあり、5~6時間だと1.9倍となります。さらに睡眠4~5時間では4.3倍に急増し、4時間未満ではなんと11.5倍の事故リスクがあることが判明しました(※)。

 

 5時間以下の睡眠時間での運転は飲酒運転と同じ事故リスクが発生するという研究もありますので、ぜひ皆さんも運転をする前日には十分な睡眠をとりましょう。

 

(シンク出版株式会社 2018.4.9更新)

■「指導・監督の指針」にそった乗務員教育ツール

 貨物自動車向けテキスト「運行管理者のドライバー教育ツール」は、指導・監督の指針12項目にそった内容で編集されています。

 点呼時や安全教育の機会をとらえて、簡単に12項目について指導できるようにイラストを中心とした内容になっています。

 

 言葉だけでは伝わりにくい安全運転の知識や注意事項も、イラストがあればより具体的に危険ポイントをイメージすることができます。なお、本書付属の教育記録簿を使用すれば、そのまま指導・監督の記録として保存できます。

 

 2017年改正指針に準拠し、道路交通法改正によって導入された中型自動車免許の内容もわかりやすく解説しています。

 

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3月29日(金)

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