日本自動車タイヤ協会では、2017年1年間に自動車及びタイヤ関連団体と協力して全国で36回路上タイヤ点検を実施しましたが、このほどその結果を発表しました。
タイヤ点検を行った車両は1,600台ありましたが、これらのうちタイヤに整備不良があった車両は314台ほどあり、不良率は全体の約2割で19.6%となっています。
これは2016年の点検結果に比べて、3.8ポイントの増加となっています。
不良項目別でみますと、「空気圧不足」が233台(14.6%)ともっとも多く、次いで「偏摩耗」が36台、「溝不足」が19台の順となっています。
前年に比べて「偏摩耗」と「溝不足」は減少していますが、「空気圧不足」が4%ほど増加しており、これが不良率悪化の要因となっています。
タイヤの空気圧は、時間とともに徐々に抜けていきます。1か月で5~7%くらい抜けるという調査結果もあります。空気圧をこまめにチェックし、適正な空気圧を保つようにしてください。
(シンク出版株式会社 2018.4.11更新)
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