さる4月23日午後6時すぎ、茨城県牛久市の市道で小学4年生の男の子が走ってきた軽乗用車にはねられ、意識不明の重体になる事故がありました。
事故現場は、住宅街の中にある見通しのよい片側1車線の直線道路で、男の子は飼い犬の散歩をしている途中で、道路を横断していたところをはねられたものです。
夕方、住宅街を走行していると、近くに住む人が飼い犬の散歩をさせている光景に出会うことがよくあります。
通常は、歩道などを散歩させているので、さほど危険は感じないと思います。
しかし、ときには急に道路にはみ出してきたり、犬に引っ張られて横断して来ることがありますので、注意を怠らないようにしなければなりません。
加えて、夕方は周辺が暗くなって見えにくい状況になっており、横断してくる犬や人が発見しづらくなります。
夕方、住宅街などを走行していて犬を散歩中の人を見かけたら、その動向に注意を怠らないようにしてください。
(シンク出版株式会社 2018.5.2更新)
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