気温が高くなくても幼児を車内に残さない

 さる4月26日午後6時35分頃、茨城県那珂市のリサイクル店駐車場で、生後3か月の男児が軽乗用車の後部座席で死亡する事故がありました。熱中症が原因とみられています。

 

 男児は、母親や祖母など4人で午後2時半頃に来店しましたが、母親が男児に授乳すると眠ってしまったため、車の窓の4か所を2~3センチ開けて車内に寝かせて買い物に出かけ、途中に3回ほど様子を見に戻ったと話しています。

 

 当日、隣の水戸市の最高気温は21℃で、さほど暑いと感じるほどではなかったため、母親たちも車内に寝かしていても大丈夫だろうと思ったのかもしれません。

 

 しかし、最高気温が23℃と比較的過ごしやすい日に行ったJAFの実験では、車内温度は50℃近くまで上昇し、車内に置いた一部の缶入り炭酸飲料が破裂しています。

 

 このような車内にスヤスヤと寝ている幼児を置いておいては、10分程度の短時間のうちに重症化したり、死に至るケースもあります。 

 

 5月初旬は、まださほど気温も高くなく暑いという感じではないため、車内に子どもを残しても大丈夫だろうと油断しがちですが、絶対に車内には残していかないようにしてください。

 

(シンク出版株式会社 2018.5.9更新)

■安全管理の法律問題を解説した小冊子

 事業所の業務を行うにあたって、自動車の利用は欠かせないものになっていますが、そこには様々なリスクが存在します。

 

 本冊子は、6つのテーマを取り上げ、使用者責任や運行供用者責任といった事故における事業所の責任の解説をはじめとして、経営者や管理者として知っておかなければならない自動車の安全管理面での法律知識を清水伸賢弁護士が解説しています。

 

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

4月24日(水)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。