「点滅信号」の意味を再確認しよう

赤点滅信号の意味

 先日もこのコーナーで紹介しましたが、点滅信号で多くの出会い頭事故が発生しています。

 その原因は交差点に近づく車が点滅信号の意味を知らないか、知っていても無視しているかのどちらかだと思います。

 

 ドライバーのなかには、黄色の点滅信号に出会うとあたかも青信号と同じ感覚を持つ人がいますが、本来は「他の交通に注意して進行することができる」という意味ですので、青信号と同じように進行することはできません。

 

 また、赤の点滅信号の場合は、徐行程度で済ます人がいるのですが、本来は「一時停止し、安全確認をしたのち進行することができる」という意味ですので、きっちりと一時停止をしなければなりません。

 

 点滅信号がある交差点で、どちらかのドライバーがこのルールを遵守していれば、相手がルールを無視しても出会い頭事故は起こらないはずです。

 双方のドライバーがともにルールを守らないから事故になっているのです。

 

 点滅信号の交差点では、相手がルールを守らなくても自分だけでもルールを守れば絶対に事故は起こりませんので、ルール遵守を心がけてください。

 

(シンク出版株式会社 2018.5.10更新)

 

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※監修

 信田正美(元・岐阜県警察本部交通部管理官)

 

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12月10日(火)

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