さる4月7日午後9時ごろ、香川県さぬき市の国道を走行していたワゴン車が後輪をスリップさせるような状態でセンターラインをはみ出して対向車と衝突し、双方の車に乗っていた4名が重傷を負う事故がありました。
その後の調べで、後部座席に同乗していた男性が勝手にサイドブレーキを引いていたことが判明しました。
そのため警察では6月5日、ワゴン車はこの行為によってコントロールを失っていた可能性が高く、この同乗者が結果的に衝突事故を誘発したと判断し、他の3人を負傷させた傷害容疑で逮捕しました。
この同乗者は当時酒に酔っており、悪ふざけで後部座席から手を伸ばしてサイドブレーキを引いたものです。
安全運転を行うためには、同乗者が左側の死角の確認などを行って運転者のサポートすることは非常に大切です。
しかしなかには、この事例のように運転者をサポートするどころか、運転の邪魔をする人もいるようです。
運転中は絶対に、事故を誘発するような悪ふざけをしないようにしてください。
(シンク出版株式会社 2018.6.12更新)
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