高速道路では休憩場所として、サービスエリア(SA)とパーキングエリア(PA)がありますが、これらの施設はおよそ何キロごとに設置されているか意識されていますか?
今ほど高速道路網が整備されていなかった時代には、SAはおよそ50キロごとに、PAは15~20キロごとに設置されていると覚えていたのですが、最近整備されている高速道路では、こうした知識は当てはまらないケースがあり注意が必要です。
たとえば、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の茨城県内の区間ではトイレ休憩できるのは江戸崎PA(稲敷市)のみで、もっとも近い菖蒲PA(埼玉県久喜市)まで約76キロも離れており、利用者からは「トイレが足りない」と不満の声が聞かれるそうです。
こうした傾向は、トイレだけでなく、ガソリンを入れることができる給油所を設置しているSAも少なくなっており、次の給油所まで100キロ以上離れている箇所も少なくありません。
こうした場所には、「次の江戸崎PAまで76キロ」とか「次の給油所まで114キロ」などの案内板が掲示されていますので、見逃さないようにしてください。
また、事前にどこで休憩するかを運行計画を立てて、走行するようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2018.6.14更新)
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