気温や湿度が高くなり寝苦しい季節がやってきました。よく眠れていますか?
睡眠不足などで眠気のあるときには、すぐに休憩をとり居眠運転に陥るのを防ぎましょう。
昨年8月に北海道清水町で居眠運転の観光バスが路外に転落し乗客40人が重軽傷を負った事故で、過失運転致傷の罪に問われた元バス運転者に対して、さる6月19日に釧路地裁は禁錮3年(執行猶予5年)の有罪判決を言い渡しました。
判決文では、「眠気を覚え前を見て運転することが困難だったのに運転を中止しないなど、基本的な注意義務を怠り人命を預かる者として刑事責任は重い」と指摘されています。
「元運転者は深く反省し、事故で退職を余儀なくされ社会的制裁も受けている」という理由等から執行猶予がついたとはいえ、死亡事故ではなかったにもかかわらず厳しい量刑が下されました。
それだけ、居眠運転に対する社会の目が厳しくなっていることの現れです。
居眠りで人命を奪う危険があるのは職業運転者だけとは限りません。眠いときには無理をしないで運転を中止するように心がけましょう。
(シンク出版株式会社 2018.6.26更新)
睡眠時無呼吸症候群(SAS)によって、死亡事故が繰り返し発生するなど、SASは社会問題となっています。
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