道順を間違えたと気づいたとき、すぐにUターンしたくなりますね。でも安易にターンするのは禁物です。
最近、不用意なUターンのため死亡事故が相次ぎました。
さる6月24日午後4時35分ごろ、千葉県我孫子市の国道で大学研究員の男性(33)が、後方をよく確認せずに軽乗用車でUターンしようとして後方から走ってきたバイクと衝突しました。
この事故で、バイクを運転していた40代男性は病院で死亡しました。
また同じく24日午後9時10分ごろ、横浜市鶴見区の片側2車線の県道で、保育士の女性(33)の運転するワゴン車がUターンする際に、右後方から直進してきたバイクと衝突し、バイクに乗っていた男性(17)が頭や胸などを打って間もなく死亡しました。
いずれの事故も、Uターンしようとした車の確認不足が原因と思われます。
ターンする前には、どうしても対向車線をやってくる車が気になり、後方への確認はおざなりになりがちです。とくにバイクは見落としやすく、夜になるとなおさら危険です。
安易にUターンするのはやめて、交差点で右左折して進路を修正するように心がけましょう。
(シンク出版株式会社 2018.6.27更新)
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