先日、山形県の県議が飲酒運転をしたことが判明して、辞職したというニュースがありました。
県会議員が飲酒運転をしたというので、どういう事情で飲酒運転をしたのだろうと読んでみると、酒を飲んだ後に運転代行を依頼して自宅まで帰り、自宅前の県道から車庫まで自分で運転したということでした。
議会宛てに匿名の投書があり、県議は「車庫入れだけなら飲酒運転に当たらないという認識だった」と釈明したうえで、辞意を表明したというのです。
飲酒運転の事例を見ていると、せっかく運転代行で自宅付近まで帰ったのですが、自宅までの少しの間の道路が狭いからと運転を代わったり、車庫入れが難しいからと自分で運転したりして発覚することがよくあります。
自分の方が慣れているからとか、ちょっとだけだからという気持ちなのでしょうが、車庫入れだけでも飲酒運転になりますので、絶対に運転するのはやめてください。
わずか数10mの距離でも飲酒運転の代償は小さくありません。
(シンク出版株式会社 2018.6.29更新)
■2018年6月1日改正の新指針に準拠
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