さる7月15日午前8時ごろ、山形県鶴岡市の国道を走行していた軽乗用車が前方を走行していたロードバイクに追突し、乗っていた男性が死亡する事故がありました。
事故の現場は、片側一車線の見通しのよいゆるい右カーブの道路で、警察では運転者が前方をよく見ていなかったとみています。
前方を走行している自転車に四輪車が後ろから追突する事故がときどき起きます。
夜間の場合は、自転車の存在がわからなくて追突するケースが多いのですが、昼間の場合は自転車が前方にいることがわかっているのですが、対向車線など他のところを見ていたりして自転車の存在を見落として衝突するケースがほとんどです。
いずれの場合も、四輪車はほとんどスピードを落とすことなく自転車に追突しますから、追突された自転車の乗員が死亡する確率は非常に高くなります。
前方に自転車が走行しているのを発見したら、その動きから目を離さないようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2018.7.27更新)
冊子「軽く考えていませんか?自転車事故!」は、四輪車が自転車と衝突する事故の代表的な事例を6つ取り上げています。
事例ごとにドライバー、自転車利用者の双方にどのような過失があったかを考え、どのような不安全行動が事故に結びついたかを理解することができます。
ドライバーの対自転車事故防止教育に最適です。
また、自転車通勤の従業員など自転車利用者教育にも活用できる教材です。