さる7月25日午後0時半ごろ、愛知県蟹江町のコンビニエンスストアの駐車場で、バックしていたトラックが歩いていた女性をはねて死亡させる事故がありました。
事故を起こしたトラックは、後ろが確認しにくいバン(箱型)タイプではなく、平ボディのトラックでしたので、運転者が十分に安全確認をしないままバックしたのではないかと思われます。
郊外にあるコンビニの駐車場は、比較的スペースが広いためにバックするときには安全確認が疎かになることがあります。
というのは、狭い場所にバックして行くときには、左右からくる歩行者などに注意しながらゆっくりとアクセルを踏むのですが、広いスペースにバックするときは、チラッと後ろを見て近くに人などがいなければ、結構アクセルを強く踏んで、ハンドルも急な操作をすることがあります。
そういうときに、車体の死角に歩行者などが隠れていると、気づかないうちに衝突することになります。
駐車場の広いコンビニでは油断しないで安全確認を徹底し、慎重な運転を心がけてください。
(シンク出版株式会社 2018.8.2更新)
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