さる7月30日午前1時40分ごろ、大阪府堺市でJR線の下を通る片側1車線のアンダーパスを通行していた自転車が、後ろから走行してきたトラックが追突されて、乗っていた高齢男性が死亡する事故がありました。
事故の現場のアンダーパスは、自転車の通行が禁止されており、道路両側には幅員が広めの歩道が設置されており、自転車はこの部分を走行することになっていました。
車を運転していると、鉄道の線路の下や大きな交差点の下を通るアンダーパスを通行することがよくあります。
アンダーパスの道路幅員は狭く、路側帯もほとんどありませんので、そこを走行するときのドライバーは道路端に歩行者が歩いていたり、前方を自転車が通行しているというイメージを持って運転している人はほとんどいないと思います。
そのため、この事例のように実際に自転車がいると、どうしても発見が遅れることになります。
アンダーパスを走行するときにも、自転車や歩行者がいるかもしれないという意識を持って運転するようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2018.8.10更新)
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