夏休みは大型の乗用車で家族旅行というスタイルが一般的になっています。
8~9人乗りのワゴン車に子どもがたくさん乗車してはしゃいでいる姿をよく見かけます。シートベルトやチャイルドシートは大丈夫?と心配になります。
キャンピングカーも多くなってきましたが、車種によって横向き座席などにシートベルトが整備されていない席があるそうです。
さる8月5日午後4半ごろ、茨城県那珂市の常磐自動車道でキャンピングカーの右後輪タイヤが破裂して車が横転し、乗員5人のうち後ろに乗っていた女性2人と生後11か月の女の子が道路上に投げ出されて、26歳の女性1人が死亡し2人が重傷を負う事故が発生しました。
運転者を含めた残りの2人にけがはなく、車外に投げ出された3人はシートベルトをしていなかったと思われます。
ワゴン車などでも同様の事故が目立ちます。車のなかで家族がくつろいでいると運転者はシートベルトを着けてと言いにくくなるかも知れませんが、事故に遭えばベルトの着用が生死を分けます。
走行中は、同乗者に必ずシートベルトかチャイルドシートを着用させ、大切な命を守りましょう。
(シンク出版株式会社 2018.8.16更新)
高速道路では、さまざまな『まさか』の事態が発生します。突然のパンク、逆走車やいないはずの歩行者との遭遇など、予想もしない事態が重大な事故を引き起こすことがあります。
シートベルト未装着やスマートフォンの使用による漫然運転が高速道路での惨事に結びつくことも少なくありません。
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