認知症になる前に運転をやめよう

 さる7月30日、認知症が疑われる69歳の男性が周囲の説得を聞かずに車の運転を続けたため、神奈川県警が車検切れのまま運転した疑いで現行犯逮捕したというニュースがありました。

 

 逮捕された男性は、車で出かけて帰り道が分からなくなるなどのトラブルが相次いでおり、親族らが「運転を止めるよう」に注意しても聞かなかったといいます。

 

 車検更新のために販売店を訪れた際、車検はすでに切れていたうえに男性には明らかに認知症が疑われる言動があったために、販売店では警察に相談して警察とともに説得しましたが男性は応じませんでした。

 

 そのため、警察としては「事故を防ぐためにはやむを得ない」として、男性が自宅を車で出た際に「車検切れのまま車を運転した」疑いで現行犯逮捕して車を押収したものです。

 その後の検査で、男性は認知症と診断されています。

 

 警察のこうした対応は、きわめて異例だということですが、認知症の人が車を運転すると、事故を起こす危険は非常に高くなりますし、一歩間違えれば人の命を奪いかねません。

 誰でも高齢になると認知症になる可能性はあります。認知症になる前から、どのような状態になったら運転を止めるかを考えておくようにしましょう。

(シンク出版株式会社 2018.8.17更新)

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