今年の夏は、例年にない猛暑が続いており、ETCの故障が多く発生しています。
高速道路を走行していてサービスエリアに入ってエンジンを切ると、ETCの車載器から「ETCカードが残っています」と警告音がなります。
そのとき、あなたはカードを「抜く人」でしょうか、それとも「抜かない人」でしょうか。
夏場以外の季節では、どちらでもいいのでしょうが、車内の温度が上る夏場は故障の原因になります。
ETCの車載機がどこに設置されているかにもよりますが、ダッシュボードの上などでは、かなりの高温状態のまま放置することになりますから、カードに埋め込まれたICチップと電極の接合部が壊れたりすることがあるためです。
ETCカードは、熱にとても弱いということを頭に入れておいてください。
ですから、SAなどで休憩するときは故障防止ためでなく盗難防止の観点からも「抜いておく」ことをおすすめします。
ただし、再度乗車するときにカードの差し忘れには十分に注意してください。
(シンク出版株式会社 2018.8.28更新)
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