自転車が倒れたら救護を忘れない

 さる8月31日、東京都八王子市で男性会社員が運転する車が交差点を右折した際に、自転車に乗っていた女性に接触して転倒させましたが、救護することなくそのまま逃げたため、逮捕されたというニュースがありました。

 女性は、左腕を複雑骨折する大けがをしました。

 

 男性会社員は、「自転車が倒れたが当たったとは思わずそのまま立ち去った」と話しています。

 

 自転車との事故をみていると、この事例のように自転車と接触して倒れたにもかかわらず、当たったと思わなかったと逃げるケースが結構あります。

 

 自転車と接触したら結構大きな音がしますので、気づかないはずはありませんし、仮に当たってなくても転倒させたのなら、事故の原因の大半は車側にあります。

 

 にもかかわらず、事故の救護をせずに逃げたりすると、ひき逃げ(救護義務違反)に問われることになります。

 

 走行中に自転車と接触などして転倒させたら、そのまま立ち去らずに救護をしてください。

 救護義務違反の罰則は、決して軽くはありません。

 

(シンク出版株式会社 2018.9.6更新)

 

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