さる10月14日午後5時15分ごろ、大阪府岸和田市の交差点で軽乗用車とワンボックス型乗用車が衝突し乗用車が横転、乗っていた3歳の女の子が路上に投げ出され死亡しました。
同乗していた5歳の男の子も重傷を負い、子どもたちの母親(29)と知人男性(58)が軽傷を負っています。
現場は信号のある交差点で軽乗用車側の過失が原因とみられますが、大人が軽傷ですんでいるのに対して子どもが死亡・重傷となっているということは、チャイルドシートを装着していなかった可能性があります。
JAF(日本自動車連盟)の調査によると、6歳未満の乳幼児に対するチャイルドシートの使用率は66.2%(2018年調査)とここ数年は横ばい状態ですが、使用していても座席に正しく固定されていないケースもあり、依然として乗車中の子どもの安全が脅かされている状況です。
衝突時に身体が車外に放出されると、死亡事故となる危険性が非常に高まりますので、チャイルドシートを必ず使用して子どもの命を守るように心がけましょう。
(シンク出版株式会社 2018.10.17更新)
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